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めまいや頭痛、肩こり、筋肉痛、眠れない、耳鳴りや動悸がする、のどが痛い、、、。
家にいるとこれらの症状が慢性的に続き、旅行などで家を離れるとその症状がなくなったり、
あるいは軽くなったりする人は、有害物質などによる室内空気汚染が引き起こすシックハウス
症候群の可能性があります。
シックハウス症候群とは別名「新築病」とも言われ、特に新築や増改築の直後に症状を訴える
人が多いのが特徴ですが、症状発生のしくみには未解明な部分が多く、さまざまな複合要因も
考えられています。
シックハウス症候群の主な原因は、建材に含まれているホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化
合物)等の有害物質であると言われています。
これは、小さなお子様やお年寄りにとっては、慢性的なアレルギーや喘息を引き起こす恐れの
ある有害物質で特にお子様への影響は、症状から判断しにくいところもあるため、かなり悪化
しないと究明できないのが現状です。
また、シックハウス症候群は家族全員に症状が発生するわけではなく、たいていは家族の中で
一人か二人だけに症状が現れるため、気のせいだと思い込んでしまって、家が原因だとなかな
か気がつかないというケースが多くあります。
人間が体内に取り込む物質の内訳を調べてみると、食べ物と飲み物が15%で、体内に取り込ま
れる物質のうち、約8割が空気です。
食べ物や飲み物に含まれる農薬や添加物を気にして、食品の選択をしたり、浄水器を取り付け
たりする人が増えていますが、それと同様に家の中の空気を意識する必要があります。
かつては、屋内の空気汚染といえば、石油ストーブなどの開放式の暖房器具や、ダニ、カビの
問題が中心でしたが、住宅の高気密化と、さまざまな化学物質を使用した新建材の普及によっ
て、室内の空気汚染は急激に進んで、それに呼応するように、シックハウス症候群の問題が
浮上してきました。
シックハウス症候群を引き起こしたり、室内の空気を汚染したりする化学物質には、どんなもの
があるのでしょうか。
一番に挙げられるのが、ホルムアルデヒドです。
合板用接着剤や壁紙の接着剤などに広く使用されているもので、気体となって空中に漂います。
ホルムアルデヒドにさらされると、頭痛、身の痛みや催涙、のどの痛みなどを生じます。
さらに濃度が高くなると、咳や胸の痛みを生じ、最悪の場合、発がん性も認められています。
通常、科学物質の量は新築時が多く、時間が経つにつれて濃度が低くなります。
ところが調査した結果、筑後4,5年の住宅でも有害物質の対策をしていない住宅の場合、濃度が
いまだに高いままであることが判明しました。
また、原因は住宅そのものだけではありません。
住む人が自分で持ち込んだもの、生活において使用するものにも充分な注意が必要です。
食器戸棚などの家具からも、高濃度のホルムアルデヒドが検出されることがあります。
そして、殺虫剤や防虫剤は、人体にとっても有害な科学物質であることを忘れてはなりません。
特に注意したいのが、床下に散布される防蟻剤。
クロルピリホスという、極めて有害な科学物質が含まれているのです。
一度に多量の化学物質に曝露(化学物質を浴びること)されたり、少量でも長期に渡って曝露され続けることによって、その人の体の許容量を越えたときに、拒否反応として一気に発生します。
一度過敏性を獲得すると、その後は、ごく微量の化学物質に接しただけで強い拒否反応を繰り返し示すようになります。たいていは、発祥のきっかけになったものだけでなく、それ以外のさまざまな化学物質にも反応を示すようになります。
それを多種類化学物質過敏症(Multiple Chemical Sensitivity:MCS)といい、以降は、拒否反応を示すさまざまな物質から逃げ回るという生活が始まります。重度になると自宅にも居場所がなくなります。
これが、化学物質過敏症です。
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