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シックハウスの原因でもある化学物質は、揮発性化学物質が考えられます。
その中でも健康への影響が確実視されているものは、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンなどです。 |
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■ホルムアルデヒド |
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ホルムアルデヒドとは殺菌作用のある化学物質で、防菌・防カビ剤等に使用されたり、
接着剤に含まれていたりします。
人がホルムアルデヒドに曝露されて、鼻やのどに刺激を感じる最低の濃度は、0.1mg/m3とされていますが、嗅覚には個人差があるのでそれより低い濃度で臭気を感じる人もいます。
また、眼への刺激はそれよりも低い0.01mg/m3で現れますので、指針値0.08mg/m3以下といっても安心はできません。
ホルムアルデヒドの濃度と起こる症状はWHOが例示しています。
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濃度(ppm) |
起こる症状 |
0.01 |
眼の刺激が始まる最低値、粘膜の中程度の刺激 |
0.03-0.05 |
中程度の眼の刺激 |
0.05-0.06 |
臭いが感じられる最低値 |
0.08 |
眼と鼻に刺激 |
0.25-0.33 |
呼吸障害の始まり |
0.5 |
咽喉の刺激が始まる最低値 |
2-3 |
眼が刺すように痛くなる |
10-20 |
激しい流涙 |
30- |
生命にかかわる危険、毒性肺水腫 |
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■トルエン |
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トルエンは、シンナーに含まれる有機溶剤の一つで、塗料や清掃用のワックス、
接着剤などに含まれています。
特にトルエン含有の接着剤を使用した作業に従事している労働者に対し、神経行動機能に
影響を与えることが報告されています。 |
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■キシレン |
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キシレンは、トルエンと同様シンナーに含まれている物質で、接着剤、清掃用のワックス
などに使用されています。
眼や咽喉への刺激、呼吸抑制、肝臓、腎臓への変化、脳への影響などがあり、
中枢神経系における感覚系、運動系、情報処理機能が影響を受ける可能性があると報告されています。 |
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■パラジクロロベンゼン |
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パラジクロロベンゼンは防臭剤、防虫剤、防ダニ剤として使用されており、毒性試験によると
無毒性量は10mg/kg/day とされています。この値に不確実係数を考慮すると室内濃度に
関する指針値は240μg/m3となっています。 |
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